【成功事例】女性韓国アイドルの差別化戦略
はじめに
今回は、韓国の女性アイドルに焦点を当て、差別化戦略を考えていきます!
大学でマーケティングを学んでいるので、マーケティング視点でアイドルを見てしまいます。笑
※あくまで個人のイメージや私の考察です。
韓流ブーム
2003年に「冬のソナタ」が人気を博し、ヨン様という愛称のペ・ヨンジュンなどの韓国人俳優に注目が集まりました。2011年度の紅白歌合戦には東方神起、少女時代、KARAが出演し、ブームの火付け役となりました。これが第二次韓流ブームです。
私も当時KARAにはまり、ダンスを覚えたり、ハングルを覚えてみたり…
解散がとっても残念だったのですが、今でも曲を聞いたりする大好きな女性アイドルです!(;;)
少し前までは、日本をはじめとするアジア内での活動が中心でしたが、今ではアメリカやヨーロッパ、南米、中東など様々な場所でK-POPが華を咲かせていますね。
BTSやTWICEなどのアーティストの流行が第三次韓流ブームです。
コンセプトの重要性
実際に女性アイドルを何組か挙げて考えてみましょう。
著者作成のポジショニングマップです。
これを見てみると、差別化したコンセプトで売り出していることが分かります。
韓国の女性アイドルがみんなおんなじに見える…という方がいましたら、いくつか見比べてみてください!きっと違いを感じると思います(^^)
↑ TWICE
↑ BLACKPINK
差別化戦略とは、他社との差別化を図ることで競争優位を実現する戦略です。マイケル・ポーターにより「競争優位の戦略」の1つとして提唱されています。
全て似たり寄ったりだとつまらないですよね、
個人的には日本のアイドルよりも韓国のアイドルの方が様々なコンセプトがあるように感じます。TWICEのようにかわいらしいグループも、BLACKPINKのようにかっこいいグループもありますね!
このようにコンセプトが明確にあるため、そのアイドルらしさというのが出るのではないでしょうか。また、応援する側も自分の好みのアイドルに出会えますね!(^_-)-☆
コンセプト変更の成功事例
上記でコンセプトが被らないように差別化することが重要なことを述べました。
ここで、コンセプトを変更して成功したアイドルの事例をを挙げます。
・Apink(エーピンク)
まずはApink!
韓国の6人組女性アイドルグループです。2011年4月19日にデビュー!
グループ名の由来は最上級のAに少女らしさのpinkを合わせてApinkとなりました。
以前は清純派アイドルでしたが、小悪魔っぽいセクシーな雰囲気に変更し、音楽番組で1位を獲得するなど大ヒット曲を生み出しました。
↑ 2015年 Mr.Chu
↑ 2018年 I'm so sick
年齢の若い新しいアイドルは、かわいらしい雰囲気でデビューするグループが多いため、そことの差別化を図ったのではないでしょうか。
・MOMOLAND
続いてMOMOLAND!
サバイバル・オーディション番組「MOMOLANDを探して」で選抜され、2016年11月10日に正式デビューを果たしました!
こちらもかわいらしくポップなイメージから、EDM調の音楽に変更しました。
その結果1位を獲得し、現在も同じコンセプトで人気を博しています。
CM出演なども果たしました!
↑ 2016年 welcome to momoland
↑ 2018年 BBoom BBoom
’’MOMOLANDらしい’’というイメージを確立したため、模倣されづらいと思います。
・GFRIEND(ジーフレンド)
最後に、最近コンセプトを変更したアイドルを紹介します!
それは…GFRIENDです。
2015年1月16日デビュー。グループ名は、女性には"良い友達"のように、男性には"彼女"のように大衆と一緒に過ごしたいという意味から付けられました。
今まで清純派で元気なイメージだった彼女らが…
↑ 2018年 GFRIEND デビューアルバム「今日から私たちは ~GFRIEND 1st BEST~」
今月に、セクシーなコンセプトで新曲を出しました!
曲調、ダンス、衣装が今までとはがらりと変わり衝撃を受けました…!
↑ 2020年 Apple
次の新曲もセクシーで大人っぽいものを出すのか注目しております。
個人的には、このような雰囲気が好きなのでありですね!❤
みなさまも自分の好きなアイドルのコンセプトに注目してみてはいかがでしょうか?